議会質問

2015年03月02日 更新

平成26年決算特別委員会-10月02日子どもの安全対策、防災

◆北明範 委員  子どもの安全対策について、防災について、2点伺います。  委員長、すみません、途中で資料の提示をさせてください。  まず、子どもの安全対策についてお伺いをいたします。  先日、神戸市長田区で凶悪な事件が起こりました。お亡くなりになられました小学校1年生、生田美玲さんのご冥福、心からお祈り申し上げます。  子どもの安全対策、危機管理対策の強化で、昨年、区として具体的に何を行ってきたのか、お伺いいたします。

◎学校支援課長 区としては、シルバー人材センターに委託した通学安全指導を今までどおり行っているほか、学校支援本部の活動の1つとして、高井戸第四小学校を初め12の小学校で、ボランティアによる登下校の見守りを行ってまいりました。

◆北明範 委員  子どもの見守りのボランティアというのは、今12校と言いましたけれども、全部なってないんですかね。今、仕組みというのはどのようになっているのか。

◎学校支援課長 学校支援本部は、それぞれの学校の学校長と相談しながらいろいろな活動をしておりますけれども、その中で、登下校の見守りをやろうというところについてやっているという形になってございます。

◎教育委員会事務局次長 つけ加えますと、これは本区しかないところでございますけれども、小学校全校に民間警備員を配置して、それによる見守りの強化というのを、ここ10年近くやってきているところでございます。

◆北明範 委員  学校全体が、特に小学校、非常に怖いですよね、最近犯罪が多いので。全部がなればいいなと思うんですよね。朝、旗を持った方をよく見かけます。帰りは学童に行ったり家に帰ったりと、どうしてもばらばらなので、杉並全体が、朝と帰りと、小学校1年生、2年生ぐらいの低学年は非常に危険だなというふうに思うので、そういうところを大きくカバーできるような方法はないんでしょうかね。

◎学校支援課長 先ほど申し上げた学校支援本部の見守りにつきましても、下校時もやっている学校もございます。また、学校の対応としても、集団下校を行ったりですとか、不審者情報を保護者に一斉メールをして、そういった場合にはお迎えに来てもらったり、さらには教員も途中までついていくといったような対応もとっております。

◆北明範 委員  やってないところも当然あるわけで、やってないところももうちょっと強化をしていくということで、全体がそういうふうにぐっと盛り上がるようにならないといけないというふうに思います。  今回の補正予算で、緊急性がある通学路の防犯カメラ整備1,100万円の予算が計上されましたけれども、それも含めまして、子どもたちを守るためにどんなことが必要なのか、ソフト面、ハード面含め、さまざま検討していく必要があると思いますけれども、いかがですか。

◎学務課長 委員ご指摘のとおり、ハード面、ソフト面の充実ということで、子どもたちを地域全体で支え、見守るということが必要かと思っております。先ほど学校支援課長のほうから話がありましたように、学校支援ボランティアの活用ですとか、また地域ごとで子どもたちを守る組織、そういうあたりを今後支援して、ソフト面での子どもたちを見守るという対策を充実させていきたいというふうに考えております。

◆北明範 委員  それで、防犯カメラがこれからつくということで、防犯カメラが動いているみたいな、電柱にばあっと張ると、抑止力のそういう効果があるのかどうなのか、ちょっとお聞きしたいんですけれども。

◎学務課長 今回、通学路防犯カメラにつきましては、電信柱を主に予定しておりますので、今委員ご指摘のように、条例に基づき、できるだけ大きな形で防犯カメラ作動中というシールなりパネルの表示を考えて、抑止力を高めるということを考えております。

◆北明範 委員  積極的にお願いしたいと思います。  それで、2点お伺いしたいんですけれども、学校周辺や通学路をただ見守るだけでは十分とは言えないというふうに思います。特に公園とか空き地、誰でも入ることができ、物陰があって見えにくいところは非常に危険であるというふうに思います。  地域の中で犯罪が発生しそうな場所がどこにあるのか、大人だけの目線ではなくて、子どもと一緒に考えて、そういうところをケアしていくということが僕は1つ大事かなというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。

◎学務課長 各小学校におきましては、年1回必ず安全マップというものをつくっておりまして、中には、子どもたちと一緒に学区域を回ってつくる。また、4月には全家庭にそれを配布して、親子で安全について考えるということを進めております。当然、子どもからの視点も重要かと思っております。

◆北明範 委員  ありがとうございます。積極的にお願いいたします。  それと、あともう1点、加害者を生み出さないようにする取り組みが重要だと思います。地域に溶け込めずに、不審な行動が見られる人物に対しましては、行政、地域住民が接触を重ねまして、精神面のケア、福祉的な支援などを続けていく必要があるというふうに思います。顔見知りが多くてつながりの強い地域は、外から犯罪者も入りにくいと思いますけれども、何か参考になるような、こういう地域の事例があればお聞かせをいただければと思います。

◎地域安全担当課長 犯罪者が入りにくいとか犯罪が起こりにくいまちにしていくというのは、委員がおっしゃったとおり、やはり地域のつながりですとか地域の目、こういったものが極めて大事であります。そういった意味では、杉並区では151の防犯自主団体という方々が結成されておりまして、毎日パトロールをしていただいております。そういった方々が毎日パトロールをすることによって日々の変化に気づくということが、犯罪者にも気づきやすいということもございます。  さらに当課で、犯罪発生、子ども見守り情報という不審者情報もそういう方々に提供しておりますので、そういった方々にそういった情報をより広く公開して、パトロールに生かしていただくようにしております。

◆北明範 委員  ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  続きまして、防犯に移りたいと思います。  まず、大宮前体育館の跡地、旧大宮前体育館なんですけれども、こちらにつきましては福祉施設ができるわけですが、荻窪消防団第六分団の格納庫の敷地としてお貸しいただくということで、大変にありがとうございます。それと同時に、そこで訓練ができるということも検討していただくということで、重ねまして感謝申し上げたいと思います。  消防団は、常日ごろ訓練をするのに、直線距離で100メーターないと訓練できないんですね。荻窪消防団第六分団は、宮前中学校のグラウンドの真ん中、斜めで100メーターちょうどとれるので、そこで訓練をしておりました。しかし、下が土ですから、どろどろになるわけですね。次の日、学校のグラウンドが使えない、こういう状況になって、岩通まで週に3回、訓練に行くというような状況で、かなり遠いわけですね。  ですから、どうしたらいいものかということでいろいろ考えましたら、ちょうど大宮前と宮前中を足せば、道路の沿道に100メートルの距離ができるということで、そして提案しましたところ、いろんなご意見があったと思いますけれども、最終的に決断をいただきまして、区長、ありがとうございました。感謝申し上げます。ありがとうございました。  しっかり地域の防災力のために、消防団一同、また頑張ってまいりたいというふうに思います。どうぞよろしくお願いいたします。  話変わりまして、災害対策基本法の行政側の責務につきましてお伺いします。

◎防災課長 基本法の第5条で市町村の責務が書いてあります。当該市町村の住民の生命とか身体、財産を災害から保護するために、関係機関及び他の地方公共団体の協力を得て、当該市町村の地域に係る防災に関する計画を作成し、及び法令に基づきこれを実施する責務を有するということになってございます。

◆北明範 委員  結構、責務でも行政側の責務が重いというふうになっているんですけれども、逆に、私たち住民の自主的な防災意識が希薄化しているんじゃないかというふうに現場で思います。防災は役所がやるもの、それに従えばいい、行政の指示で全て進めるみたいな、何か自分たちで考える必要が余りないような、地域が受動的になっているような、そんな気がするんですけれども、いかがですか。

◎防災課長 一面そういった行政に頼るような傾向があるのかもしれませんけれども、東日本大震災等を受けて、防災会だとか震災救援所というところで主体的に活動を行っていこうというような機運も生まれているかというふうに思っております。

◆北明範 委員  それで、その後半に、災害対策基本法の中に、自主防災組織のことが定義づけられていますけれども、どのようなことか。

◎防災課長 5条の2項のところで、市町村長は、「当該市町村の区域内の公共団体その他の防災に関する組織及び自主防災組織の充実を図るほか、住民の自発的な防災活動の促進を図り、市町村の有する全ての機能を十分発揮するように努めなければならない。」というような規定がされております。

◆北明範 委員  そうですね。後ろのほうに住民の自発的、自主性というのがうたわれているわけですね。私たちは神明中学の震災救援所で今やっているわけですけれども、自主性に従って私たちは活動していると思っているんですね。しかし、一般的には、防災は役所がやるものというふうに思っている人がやっぱり多いわけですよ。そういった誤解を解く働きかけ、区が何でもやってくれるよということじゃないんだよと、本当は自主的に私たちがやらなきゃいけないというようなところを積極的に働きかけをお願いしたいというふうに思いますけれども、いかがですか。

◎防災課長 震災救援所の活動の中に区の職員等も入っております。住民と行政とが協働していろいろな取り組みを行っていく中で、住民のそういった主体性というところを働きかけるような形の取り組みができればというふうに考えております。

◆北明範 委員  仕組みづくりは行政で、実行するのは私たち地域住民でございますので、ある程度私たちに任せていただきたい、こんなふうに思っております。  震災救援所に対しまして、今、予算が2万4,000円出ているんですね。全く足りません。今マニュアルづくり、昨年もマニュアルの話をさせていただきましたけれども、もっと細かく、もっと深く皆さんがわかるようにということで、震災救援所でワークショップをして全体でやりました。今、グループで8人で月に3回ぐらい、ずっと打ち合わせをしているわけですけれども、今まだ途中段階。ちょっと資料、すみません、こういうふうに、すごい厚さになるんです。中はまた区長に後ほどお見せしたいと思いますけれども、こういうマニュアルを今ずっとつくっているんです。これをわかりやすくするためには、カラーでしたいなと思うと15万円かかったり、当然、2万4,000円ではできないんですね。  そういうことも含めて検討していただきたいと思うのと、防災倉庫の中にさまざまな備品がありますけれども、当然、震災救援所で必要なもの、必要じゃないものというのは、地域によって全然違ってくるわけです。それを押しなべて同じような備品を配置するということも、ちょっと違うのかなというふうに思ったりしています。積極的な救援所には予算をきちっと確保した上で、ある程度使い方については任せる、どうしてもできないところについては区のほうで準備をするという、自由性がもっとあってもいいんじゃないかというふうに私は思いますが、いかがですか。

◎防災課長 マニュアルの作成等について、補助金の中で少し手厚い支援というような方法もあるかもしれませんし、ただ、行政として直接そういった支援ができるようなこともありますので、そういった取り組みもあわせて考えていく必要があるのかなと思います。  防災倉庫の中に入っている備品等、そういったところで必要だと思っているものを用意しているところでありますけれども、地域の特性だとかそういったところも含めて、今後、震災救援所の活動実態というようなところを含めて考えて、見直しを行う必要があれば考えていきたいというふうに思います。

◆北明範 委員  では、震災救援所の中身についてお聞かせいただきたいと思いますが、以前質問しましたけれども、地元の防災会と震災救援所のメンバーというのは同じなんですね。ですから、皆さんかけ持ちでやっているわけです。大体、地震が起こったら、地域の、例えば瓦れきの中に人が埋まっていたら助けるという行為をしなきゃいけませんよね。ある程度落ちついた段階で震災救援所に来るわけですよ。だから、2時間も3時間も後になるのかなと私は個人的には思っているんですけれども、前回質問したときに、防災会と震災救援所はきちっとある程度分けて役割分担をしてほしいみたいな話がありましたけれども、考え方はそういう形なんですか。

◎防災課長 前回そういったことでお話ししておりますけれども、震災救援所と防災会をかけ持ちでやっている方がいらっしゃいますので、そういった役割というのは、初動対応の中できちんと整理する必要があるのかなというふうに思っております。そういったところをメンバーの中に周知をしていただいて、活動が混乱したりとかしないような形がとれればというふうに思います。

◆北明範 委員  例えば災害が夜発生しました。そうしましたら、安全点検はどのようにするのか。夜明けまで待つのか。

◎防災課長 施設管理部を中心に施設の安全点検を行うということで、マニュアル等でもうたっております。暗い中でなかなか難しいところがあるかと思います。ただ、避難する際に、住民の方も懐中電灯だとかを用意して、避難をするものがあればそういったものも使っていただいて、できる限り施設の安全点検をしていただいて、施設の中に入れるようであれば入っていただくというような形を考えております。

◆北明範 委員  二次災害で建物が崩れるかどうかを判断するというわけで、懐中電灯で見てひび割れ、それはなかなか無理ですよ。もっと、こうこうと明るいような状況じゃないと実際は点検は難しいと思うんですね。  例えば学校の中にある備蓄倉庫の備品で、スタンドパイプがありますよね。油圧ジャッキ、チェーンソー、スコップ、とび口、ハンマー、これはいつ使うんですか。

◎防災課長 発災直後から応急活動を行う中で使うものというふうに考えております。

◆北明範 委員  じゃ、応急セットはいつ使うんですか。

◎防災課長 けが人等が発生して、震災救援所にいらっしゃったときには、そういったセットを使って対応するということになってございます。

◆北明範 委員  恐らくスコップとかチェーンソーとか救急セットというのは、災害時にすぐ使いたいんですよ。災害時すぐに使いたいものが学校の中の防災倉庫にあるんですね。安全点検が終わらないとそれを取り出すことができないわけですよ。点検できなければ、夜明けまで待たなければいけないわけですよね。でも、すぐ使いたいんです。安全点検が必要のない建物の外に倉庫を完備して、緊急性のあるようなものはそういうところに保管をするということが僕は必要だと思います。これは強く訴えたいと思いますけれども、いかがですか。

◎防災課長 今、備蓄品というのは学校の中の施設内にあるのと、施設の中に置けなくて、外に倉庫を設けているようなところもあります。それは学校の事情ということがありますけれども、今みたいな緊急に使うもののすみ分けをして、倉庫の設置については、教育とかの担当所管と調整をさせていただいて考えていければというふうに思います。

◆北明範 委員  倉庫を震災救援所の中だけじゃなくて、地域、町会等にそういう防災倉庫も設置をして、現場ですぐに使えるような状況にするということも大切だと思うんですけれども、その辺はどうでしょう。

◎防災課長 今現在、D級、C級のポンプだとかそういったところを貸与するということで、防災会等の倉庫を地域の中に設置したりということがございます。いろいろそういった防災活動をする中で、地域の中で防災倉庫を設置するというのは、これからの地域防災力を高めていくためには必要ですので、そういったところを必要な調整を図って今後進めていければというふうに思います。

◆北明範 委員  神明中学校に、ヨドコウの物置というんですかね、物置がばあっといっぱいあるんですよ。あいているところもあるんですけれども、そういうところを学校長が使っていいよとなれば、防災倉庫にいいんですかね。どうでしょう。

◎教育委員会事務局次長 ケース・バイ・ケースで、学校も地域の公共施設でございますので、柔軟に対応したいと思います。

◆北明範 委員  ぜひよろしくお願いします。  それで、今、空き家がどんどん多くなってきました。これからもっともっと空き家が増えてくると思いますけれども、例えば空き家をお借りする、買い取るなりして防災公園にするとか、一時避難場所にするとか、防災倉庫にするとかという考えはあるのか、ないのか。

◎防災課長 今すぐそういったことができるところはないですし、いろんな可能性は検討していく余地はあるかなと思います。

◎企画課長 空き家の活用につきましては、昨年度、実態調査を実施いたしまして、持ち主、所有者の意向も聞きながら、今年度には相談窓口等も設置をして有効活用を図っていく考えでございますので、その中でご提案のようなことも十分考慮して考えてまいりたいというふうに思います。

◆北明範 委員  よろしくお願いいたします。  それと、もう1個、ちょっと提案で、難しい提案なんですが、共同住宅ですね。100平米とか200平米じゃなくて、例えば500平米以上の共同住宅を建てるとか、そういった場合に、敷地の中に防災倉庫を設置する、そういう条例までできるかどうかあれですけれども、そんなこともおもしろいなと思うんですけれども、どうでしょう。

◎都市整備部長 大規模な共同住宅を建設する際に、事業者とか設計事務所と事前協議を行います。ごみ置場とか子どもの環境の問題とかいろいろ協議してございますので、その中でできるものについて事業者と協議をしていければというふうに考えます。

◆北明範 委員  これも積極的に進めていただきたいと思います。  それで、震災救援所をずっと運営しておりまして、やっぱり中心になって引っ張っていく方というのはなかなか少ないというふうに思います。それで、民生委員さんみたいな形で防災委員とかつくって、ぐっと引っ張ってくれるような人がいればいいなと思うんですけれども、どうでしょう。

◎防災課長 震災救援所の運営とかを中心的に担っていただくためには、現在もそういったリーダー養成の講座とかも行ったりしております。そういった延長線で、そういった仕組み、委員ですかね、ということができるかどうかというのは、今後少し考えていきたいと思います。

◆北明範 委員  ぜひ検討していただきたいと思います。  それと、安全点検のときに、建築士、これも非常に大事です。いてくれたら早いですよね。見るのが早いです。それとあと、配水管とか給排水は、設備屋さんなんかもいてくれたら非常に助かるんですけれども、そういった方々が震災救援所に、うちはいないんですけれども、何か組合とかそういうところと話はしているんですか。

◎防災課長 建設業の団体だとか、災害協定を結んでおりまして、震災救援所の活動、訓練とかにも参加していただいて、点検とかを行っていただいているところがございます。全震災救援所ということではないんですけれども、今後そういったところを広げていければというふうに思います。

◆北明範 委員  あと、すみません、ちょっと細かくて申しわけないんですけれども、震災救援所にけが人が殺到するということは余り考えられないと思うんですけれども、ある程度トリアージのそういう能力というか、そういうこともつけたほうがいいと思うんですね。市民トリアージというのを今やっていますけれども、その辺の考えはどうですか。

◎防災課長 トリアージの研修というのは直接、今のところないですし、ただ、AEDだとかそういったことをやる考えの中で、避難されてきた方、けが人の方も当然いますので、そういった方を判別できるというか、緊急医療救護所だとか、そういったところに行っていただくような形の判断ができるような取り組みを行っていければというふうに思います。

◆北明範 委員  じゃ、まとめて4つ聞きます。  災害時、区内にいるお医者さん、看護師さんなど医療従事者、接骨師さんなどの動き、これが明確になっているのかどうなのか。  それと、昨年の決算特別委員会で、安全点検をするのに、素人ではなかなか難しい、これはプロの方に研修をしてもらいたいという、検討するということだったんですけれども、どうなっているのか。  それと、この間、防災無線訓練、職員でやられたということなんですが、本来は救援所のメンバーがすることが大事だと思うんですけれども、その辺、どういうふうに考えているのか。  それと、震災救援所と地域現場をつなぐデジタルトランシーバー、情報機器の整備、この検討はどうなったのか。  この4つ、あわせて伺います。

◎地域保健課長 災害時の医師などの医療従事者の役割でございますが、荻窪病院など、災害拠点病院あるいは連携病院というものがございますが、そういった病院に設置することになっております緊急医療救護所、こちらのほうに医師、看護師あるいは接骨師などが駆けつけていただきまして、それぞれの役割を定めております。今後も訓練などでそれを確認していく所存でございます。

◎防災課長 施設の安全点検の研修ということですけれども、これまで各震災救援所は、先ほど申し上げた訓練の中で安全点検の実務的なことを行っているというのがございます。今年度また防災リーダーの養成講座というのを、昨年も救援所の運営とかを加えた研修があるんですけれども、またそういったところで安全点検の内容を織り込んでいければというふうにちょっと考えているところです。  それから、無線訓練は、先日の都区合同訓練でも、職員が震災救援所で無線訓練を行ったところであります。今、震災救援所の訓練の中でも無線訓練をやっているところもあるんですけれども、そういったところをさらにもう少し広げてできるような形がとれればというふうに思っております。  あと、トランシーバーについては、今現在3つのままで変更はない中で、いろいろな取り組み、例えば災害時の要援護者の中で、今度、庁内のGISを使って安否確認を行っていくというようなところで、機器だけではなくてそういった仕組みをつくって、情報、連絡の提供とか体制を構築しているところであります。

◎危機管理室長 ちょっと補足させていただきますけれども、この間の総合震災訓練は各震災救援所で訓練させていただきましたけれども、あれは初動の訓練でございまして、区の職員が、係長級、それから職員が大体七、八名、各学校の震災救援所に配置されているかと思いますけれども、1度集まって、職員が鍵をあけて確認して、それで無線をやってみようと。中には、自分がどこに行くかわからないような職員もおりますので、そういうところを1度確認してみようという訓練でございます。ただ、その訓練に合わせて、桃井第三小学校、堀之内小、馬橋小などは、地域の方も入って震災救援所の立ち上げ訓練をやっております。また、それ以外のところについては、この9月から11月にかけて、それぞれ震災救援所でいつものような訓練をやる、そういうような予定になってございます。

◆北明範 委員  じゃ、よろしくお願いいたします。  それで、発災後、区民の安全確保、生活の円滑な再建は必要です。被災証明願や各種補助金等の申請が必要です。行政事務の処理に負担がかかります。そんなときこそ、各地で活動している行政書士さんが役に立つというふうに思いますが、ぜひとも区と災害協定等を結ぶということはどうなんでしょうか。

◎防災課長 災害協定をいろいろ結んでいる中で、行政書士さんとの協定というのも可能性がありますので、そういった専門家の活用というところを少し研究していければというふうに思います。

◆北明範 委員  すみません、スタンドパイプは今後どうなっていくのか。

◎防災課長 今年度、全震災救援所に行くような形で、1台ずつ配備するということで、現在改定中の実行計画の中で、もう1台追加配備をして、全震災救援所に2台ずつ配備できるというようなことを予定しているところです。

◆北明範 委員  ありがとうございます。よろしくお願いします。  西荻窪駅南口に、戎など風情のある飲み屋さん街がございます。しかし、過去10年間に15件の火災が発生するなど、火災危険度が非常に高い危険区域に指定されております。再開発するとそういう風情がなくなるのでもったいない。でも、火災は心配です。何かこのような風情のあるまちを残していきたいというふうに思っております。  そこで、先日、自民党の富本区議、西荻商店街連合会会長、荻窪消防署西荻出張所長などと打ち合わせをさせていただきまして、まず、初期消火能力を高めていこう。そのために、西荻窪駅南口にスタンドパイプを設置すれば、火災のときにすぐ使えて、区民に対しての認知度が高まり、地域全体の防災力向上につながっていく。これはいいアイデアだと思いまして、区に対して要望させていただきましたけれども、進捗状況はいかがでしょうか。

◎防災課長 この間検討しているところですけれども、商店街との防災対策の連携というようなところは今後深めていく必要があるのかなと考えている中で、商店街とJRの協力もいただけるということなので、今後新たな取り組みとして、JR各駅に設置できるような形できちんと計画化して取り組むような形の方向がとれればというふうに今考えているところでございます。

◆北明範 委員  よろしくお願いいたします。  最後になります。11月1日に、大々的に西荻窪駅南口で初期消火訓練を行います。今まで、皆さんが飲んでいる邪魔にならないように、朝10時から町会で訓練をしていたんですけれども、当然お客さんも店の方もいないということで、寂しいスタンドパイプの初期消火訓練だったんですけど。でも、基本、火災は営業時間中に起こるわけで、今回は、昼間から大体店があきますので、4時ぐらいから訓練を行う。店の方には1カ月前から、11月1日にやりますというチラシを張っていただいて告知をしてもらって、実際、酔っ払ったお客さんにスタンドパイプのホースを持って水で消してもらう、そういう今までにない試みをぜひやりますので、区としてバックアップをしていただきたいというふうに思います。いかがでしょうか。

◎防災課長 地域の中に入っていくということは非常に大切なことですし、今までの既成概念にとらわれた協力ということではなくて、今言ったような新たな取り組みをできる限り協力ができればというふうに考えております。  先ほどちょっと私、追加配備の関係で、震災救援所と申し上げたんですけれども、防災会に2台ずつ配備するということで、訂正させていただきます。